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ぼくがラーメンたべてるとき

昨日は更新できませんでした。
毎日いろいろ忙しいですね~。

さてと、本日ご紹介する絵本は、自分の目の前にある現実から少し遠くへと視野を広げる
ことを助けるような本です。
長谷川義史さんのご本。
『ぼくがラーメンたべてるとき』(2007年、教育画劇)です。

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ぼくがラーメンをたべているとき、その同じ時間、いろんなところで生きる子どもの姿が紹介されていきます。
「ぼくが ラーメン たべてるとき となりで ミケが あくびした。
となりで ミケが あくびしたとき…」
といった形で進行していきます。

日本の子どもたちから隣の国の男の子、女の子へ。
パンを売っている女の子の次のページでは、男の子が倒れています。
男の子が倒れているのはなぜか、それは、語られません。
ただ、風が吹いていて、その風は私たちにも吹いてくる…。

いろんな場所でいろんなふうに生きている子どもたちがいる。
そのことを想像させてくれます。
なんとなく心がしーんとして、ああ、この倒れている男の子はどうなっちゃうの?!と思いながら、
絵本を閉じた時。裏表紙が飛び込んできます。


ぼくがラーメンたべてるとき_a0374325_05334742.jpeg


男の子が立っている…!

絶望で終わらないところが、子どもの絵本だなあと思います。
そこが素晴らしいと思うのです。

by chisanatobira | 2017-10-17 05:32 | 子どもの権利条約

子どもと家族の小さな図書館「ちいさなとびら」をしています。絵本『子どもの権利と新型コロナ』の最新情報は、ツイッター @kodomonokenri_c、Facebookページ「子どもの権利と新型コロナ」をご参照ください。


by chisanatobira