ずいぶんと冷え込むようになりました。ご体調はいかがですか?みなさま、お大事になさってくださいね。
今日、紹介するのは、ぷるすあるはの絵本。ぷるすあるは は、「精神障がいやこころの不調、発達障がいをかかえた親とその子どもを応援。絵本やウェブサイトなどのコンテンツ制作、普及啓発の活動をしています。精神科の看護師+医師を中心としたプロジェクトチームです。」(ウェブサイトより引用)ウェブサイトはこちら。https://pulusualuha.or.jp/
ビジョンと概要のページには、次のようなことも書かれています。「精神障がいやこころの不調、発達凸凹を抱えた家庭や、さまざまな事情の中で、頑張っている子どもたちを、絵本やウェブサイトなどの情報コンテンツを通して応援しています。」
自死や自傷について多く発信されている精神科医、松本俊彦さんが書かれていました。(ウェブページだったと思うのですが、すぐに見つけられません。また、見つけたら貼ります。)「子どもは、すべての出来事を自分と関連づけて考える。それが子どものひとつの特徴であるということ。自分のせいだと考えてしまう子どもに、『あなたのせいではない』と伝える必要がある」と。
ぷるすあるは は、主に精神疾患のある親のもとで育っている子どもに向けて書かれています。親の状態が「自分のせい」だと考えてしまう子どもに向けて、「あなたのせいではないよ」と伝えるために。
シリーズでアルコール依存症、統合失調症などの親御さんをもつ子どもの絵本があります。写真は、アルコール依存症のお父さんをもつ子どもに向けての作品。

絵本の部分も良いのですが、
後半部分は、子どもにも分かる形で説明がなされています。
支援者になる大人にとっても学びの多い本です。
年に1回ほど、ぷるあるはの一員であるちあきさんの原画展がやっています。
いつか見に行きたい、いつか話が聴いてみたいと思う私です。