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あすはきっと

こんにちは。
桜が咲き始めましたね。気ぜわしい毎日で、すっかり更新が途絶えてしまいました。

今日ご紹介する絵本は、『あすは きっと』(ドリス・シュワーリン(ぶん)カレン・がんだシーマー(え)木島始(やく)童話館出版、1997年、1,200円)です。
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絵本では、子どもたちに向けて、明日がいったいどんな日であるか、いろんなふうに語られます。
その伝えられ方が、ただ単に「前向きになること」や「できるようになること」のみではなく、
回復や希望を描いていること、日々の美しさ、ユーモアが良い感じにちりばめられているところがすてきです。
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子どもって、朝起きた時に不機嫌じゃないんですよね。
現在6才の子どもが赤ちゃんだったとき、起きた瞬間はいつも笑顔でにこっとして目覚めていました。
そうか、朝起きるってよろこびなんだなあって、気づかされたことを憶えています。
「はぁ、朝だぁ」(ぐったり)なんて思ってしまうとき、自分が大人であることを感じさせられます。

どんなときもあすは来ること、そのことのきらきらした感じを伝えてくれる作品です。
子どもの前向きなエネルギーを教えられると同時に、ちょっとした元気をもらえるかもしれません。


表紙裏は、太陽と月のコントラスト。
鮮やかです。

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by chisanatobira | 2018-03-15 07:11 | 生きること

子どもと家族の小さな図書館「ちいさなとびら」をしています。絵本『子どもの権利と新型コロナ』の最新情報は、ツイッター @kodomonokenri_c、Facebookページ「子どもの権利と新型コロナ」をご参照ください。


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