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コッコさんとあめふり

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図書ボランティア、だんだん雰囲気がつかめてきました。
先日は、1年生。
何を読もうかな~と図書館へ本を探しに行ってきました。
未知との出会いのある図書館。もう借りなくても本はいっぱいあるのですが、
でも楽しいので、きっかけができてよかったです。

梅雨の時期なので選んだのはこちら。
『コッコさんとあめふり』(片山健 さく・え、福音館書店、1991年9月1日年少版・こどものとも発行、2003年5月発刊、743円)

出版社の書誌情報はこちら。******************************

毎日毎日、雨降りです。コッコさんはてるてるぼうずを作りますが、
雨はなかなかやみません。そこでコッコさんはてるてるぼうずに
色々と詰め込みますが、てるてるぼうずは少し疲れてしまったみたい。
コッコさんは、ふとんをしいて、てるてるぼうずを看病してあげるのでした。
晴れを待ち望むコッコさんのひたむきな姿。
そして透明感あふれる雨の景色の息をのむ美しさに、きっと心を打たれることでしょう。
幼い子の日常を優しいまなざしで描く、片山健さんのコッコさんシリーズ、第5作目です。

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片山健さんの作品はどれも大好きなのですが、コッコさんシリーズは、コッコさんがかわいくて
大好きです。
この『コッコさんとあめふり』も片山さんの絵の美しさに見ほれます。
「雨がやんでほしい」というコッコさんの願いはかなうのか・・・。

永遠に続くかのような雨ふりも、必ず晴れ間は訪れるのです。
この季節にぴったりであるとともに、
雨ふりのような、終わらない試練や葛藤のなかにいる大人にも届けたくなる一冊です。

by chisanatobira | 2019-06-13 09:00 | 読み聞かせボランティア

子どもと家族の小さな図書館「ちいさなとびら」をしています。絵本『子どもの権利と新型コロナ』の最新情報は、ツイッター @kodomonokenri_c、Facebookページ「子どもの権利と新型コロナ」をご参照ください。


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