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はじめてのキャンプ

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また暑さがぶり返していますね。
夏好きな私ですら、「ちょっとやだな」と思うわけですから
多くの方々はうんざりではないかと!
そして、台風の被害も心配です。
みなさま、お大事に。

こちらも夏休み前に2年生の子どもたちに向けて読み聞かせしたもの。
『はじめてのキャンプ』(作・絵 林明子、福音館書店、1984年、1,200円)です。

出版社からの紹介はこちら。******************************

なほちゃんは、大きい子たちにまざって、ひとりでキャンプに行きたいといいました。
みんなは口ぐちに「小さい子にはできないよ! 」といいます。なほちゃんは大きい子たちに負けまいと、
重い荷物もひとりで背負い、まきを集め、懸命にがんばります。おいしいごはんを食べて、一日が楽しく過ぎていきます。
夜、テントでこわいお話をききますが、なほちゃんはひとりでおしっこに行くことができました。「ちゃんとキャンプできたよ! 」

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きっと初めてのチャレンジをする子どもたちもいるのではないか、
そんな夏休みになるといいね!という思いをこめて、選びました。

この絵本は、林明子さんが初めて文章と絵とどちらも手がけたものです。
実際に子どもと一緒にキャンプに行って、その体験をもとに作られたとのこと。
昨年、林明子さんの展覧会に行って、知りました。

読み聞かせを始めて、林明子さんの絵本の底力をひしひし感じます。
自信がないときは、林さんの絵本を読もうと心に決めているくらいです(笑)。
何がそんなに素晴らしいのか、私もうまく説明できませんが、
子どもにとって身近な世界が描かれていること、そのうえで物語がすばらしいこと、
その2つの重なりによって
非常にすんなりとその世界に入っていけるところが魅力なのではないかなと思います。

『はじめてのキャンプ』は、主人公の小さななほちゃんが、
こわがったり、どきどきしたり、文句を言ったりしながらはじめてのキャンプを
やりとげるおはなしです。
そのひとつひとつのプロセスが描かれていますが、
子どもの動作を豊かに表現していること、に加えて、風景も素晴らしい。
思わず見入ってため息をついてしまいます。

最後の堂々としたなほちゃんの言葉。
読み聞かせをしている大人もすがすがしさを感じる作品です。

by chisanatobira | 2019-09-11 10:33 | 読み聞かせボランティア

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by chisanatobira