
こんにちは。
引き続きいろいろな不安とともにある日々ですが、みなさん、お元気ですか?
今日ご紹介する絵本は、赤ちゃんが誕生した時の出産祝いにもよく贈らせてもらっている絵本です。
最初、メリーゴーランド京都で教えてもらったんでした。
いい本をご紹介くださり、ありがとうございます。
『あかちゃんがわらうから』(おーなり由子、ブロンズ新社、1,400円)です。
出版社の紹介はこちら。
******
おかあさんがうれしいとき、あかちゃんがわらう。おかあさんがこころを心配事でいっぱいにしているときも、あかちゃんはわらう。「ぼくらは、生きたい。ぼくらは、愛したい。ぼくらは、いっぱいあそびたい!」 子どもたちは、あふれる生命力で、わたしたちに「うれしいこと、ここにたくさんあるよ!」とおしえてくれるのです。
リンクにいってもらったら、赤ちゃんを抱いて立ちすくむ親の姿が描かれます。
<本文より引用>
かなしいニュースを見るたびに
世界は どしゃぶりのように感じられ
未来は どこまでも
はいいろの雲で いっぱいで
<引用おわり>
そんな気持ちになっている姿が描かれています。
今、おんなじ気持ちになっている保護者の方も少なくないのではないでしょうか。
実際、外出もままならず、気持ちがふさぐことも多い日々ではないかと。
そんな親に向けて、赤ちゃんが大きなくしゃみをします。
そこから、少し、見ていたものを、取り込まれていた大きな不安のなかを
抜け出そうとします。
その次のページがこちら。

「ぼくらを よわいと 決めつけないでよ!」
なんというか、読んでいる時に
目を開かれる想いになります。
このあとに続く
子どもが子どもであることを描いたページは、
子どもの躍動感、生きる力、その素敵な部分が存分に伝わってきて
絵を見ているだけでも、元気がでます。
子どもをただ無力で保護する存在としてみるのではなく、
ともに生きていくことができる人たちで、
本当にユニークで素敵なひとたちだと
みていくことの大切さを
気づかせてくれる一冊です。
元気がもらえる一冊ですよ~。
では、ここからは最近のおすすめ情報。
国立成育医療研究センターの田中恭子先生監修、未就学〜小学校低学年の子ども向けに、伝わりやすい言葉で、新型コロナウイルス感染症にならないための3つの予防策を説明。
よくできているyoutubeでした。
■しんがたコロナってなんだろな〜子供のための新型コロナ予防
■きみだからできること〜子供のための新型コロナ予防
信田さよ子さんの記事もよかったです。
あとは、日本赤十字社。
今すごく大切なメッセージであるように思います。