
風薫る5月。
自粛生活が長引いている方も多いと思いますが、
この季節は新緑と、そして太陽の感じがほんとうにすてきなので
息をすいこんで味わっています。
さて、アクロストンさんが、性教育の本を出版されました。
『赤ちゃんってどうやってできるの? いま、子どもに伝えたい性のQ&A』
(主婦の友社、2020年)です。
アクロストンさんは、とっても素敵な性教育のワークショップをおこなう
お医者さんのご夫婦ユニット。
どんなワークショップをされる方なのかは、
下記記事をご覧ください。
もうすぐ書籍を発売されると聞いて、わくわく楽しみに待っていました。
そして、やっと手に入れることができました。
外国のペーパーバックみたいな、
海外の社会的養護や性教育のコンテンツをみると
その鮮やかさとグッドデザインにほれぼれするんですが、
そんなすてきな本でした。

コンテンツの間にこうしたアートワークがちりばめられていて、
伝えられる中身とともに頭がほぐされます。
とても楽しい本です。
具体的なコンテンツは、
アクロストンさんのnoteで惜しみなく公開されていますので
ぜひ、ご覧ください。
そして、私自身が何よりも素晴らしいなと思ったのは、
第3章 いまの時代の性をごまかさずに伝えよう の章です。
通常の性教育って、2章までの性にかかわる部分で
終わっていることがほとんど。
第3章では、ジェンダー、性の多様性(LGBTQ)、そして家族の多様性
を取り上げています。
なかなか、家族の多様性まで踏み込んだ性教育ってないと思うので、
なんだかうれしくて泣きそうになりました。
一人ひとりのあり方を尊重するということを考えていったとき、
なぜ人が生まれてくるのか、
どうやって愛を伝えあうのか、
そして、今、それらの営みは社会でどういう位置づけにあるのか。
お二人のやわらかで、信頼のある発信のなかで、
必要な情報が網羅的に、かつ楽しく入ってきます。
やっぱり、尊重と多様性だなあって思うのであります。
アクロストンさん、素敵なご本のご出版
ありがとうございます!
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では、今週の情報。
アクロストンさんのツイッターで知ったレゴによつコロナ対策。
かわいいです。
こちらも興味深い記事です。
メディアリテラシーを持つ力を小さなころから養成しているということについても。
以前紹介した記事が、のんさんの朗読付きになりました。
素敵です。