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子どもの権利と新型コロナ、発刊しました。

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すっかりご無沙汰していています。
季節は変わり、もう秋の気配です。

このwebサイトで友人とともに自分が作った絵本を紹介する日がくるとは…
未来は、時々自分のイメージを超える時があります。
国連子どもの権利委員会・平野裕二訳・長瀬正子やさしい日本語訳
いらすとれーしょん momo・デザインmai works『子どもの権利と新型コロナ』
(ちいさなとびら、2020年、税込み1,100円)です。
大きさはA4サイズ、32ページのワークブック型の絵本です。

今年のこどもの日、私は、コロナ禍にかかわって
国連子どもの権利委員会が出した声明を中高生の子どもが読めるかんたんな日本語にしました。
新型コロナウィルスの感染拡大が始まった4月8日、世界の子どもの状況を見渡して、
コロナ禍で起こる権利侵害を想定して出されたものです。

元記事はこちら。

かんたんな日本語訳はこちら。
もともと平野裕二さんのサイトで、
この本のおおもとである国連声明「子どもの権利と新型コロナ」を読みました。

平野さんの日本語訳を読んで、私は自分のおかれている状況を理解し、
頭の中が整理されたことをおぼえています。
子どもも知っていたら、今の状況をもう少し遠くから眺められるんじゃないかな、
と思いました。目の前の苦しさや大変さの渦中にいるときに、
それを自分だけで引き受けず、社会の側にその背景をみることは、
そこを乗り越える智恵となるからです。

子どもの頃の私にとって、子どもの権利条約もそういう存在でした。
そして、子どもの育ちを担っている大人のみならず、
すべての人たちに知ってほしいな、と思ったのです。

コンセプトは、
子どもと大人がともに手にとり、対話を始められる本。
今の状況について言葉が与えられ、あれこれと気持ちを出し合える本。
子どもの権利という視点を知ることができる本。

本では、右側にmomoさんのイラストレーション があり、
左側に声明のやさしい日本語訳、子どもの書き込みスペース(自由なスペース)、
背景となる権利条約の条文とその解説を載せています。

子どもが書き込めるスペースをつくったのは、
子ども自身が自分に起きていることと、自分の気持ち、
そして子どもの権利をつなげて考えるための工夫です。
デザイナーのmaiさんがすてきなページをつくってくださったことに感謝です。

はじめのほうにこの本の使い方のページがありますので、
参考にしてもらえたらと思っています。
そしてきっと、読者の方たちが私の想像しない、
新たな使い方を思いつかれるのではないかと想像します。
巻末には、かんたんな日本語訳とおすすめの子どもの権利条約の絵本を掲載しています。

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子どもの表現方法は、言葉だけでなく絵であったり、踊ったりといろんな表現をとります。
国連声明は言葉による表現ですが、
子どもが声明のイメージするところを受け取ってくれるのではないかと思います。

そして、友人のmomoさんのイラストにほっと一息ついてもらえたらいいなあと思います。
みなさんには、イラストをもっと楽しんでもらうためにポストカードもつくりました。
1枚120円、5枚セットで500円です。

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11個ある項目のうち、ポストカードにしたのは次の5項目のイラストです。

2.子どもの心がほぐれたり、休めたりすること
5.子どもが安全に生きるための翼
6.子どもの命と権利をまもるかさ
10.子どもにわかりやすいコロナの説明
11.どんなときも子どもの「声」を聴く

同時に、コロナ禍に出すからこそ、この本を中心にして、
どのようなお金の流れをつくろうかと考えました。
コロナ禍で頑張っている団体への寄付を生み出したいという気持ちもありました。
どういう形で発刊しようか悩んだのですが、寄付を生みだすことと、
コロナ禍という状況ゆえの迅速性を重視して自費出版にしました。
(歴史的な出来事ゆえ、データーベースとして記録に残すというミッションは別の形で考えました。)

とはいえ、私は文章をつくることしかできません。
絵本をつくる、という私の思いつきに、momoさん(イラスト担当)、
mai works さん(デザイン担当)は応援価格で協力してくださいました。
二人の尽力によって捻出する売り上げの一部は、
コロナ禍でも子どもたちの活動を止めずに必要な活動を続けている
友人たちの活動へ届けたいと思います。

自費出版ということで、残念ながら町の本屋さんでは売っていません。
販売方法は、主に次の2つになりますので、
それぞれみなさんのご都合のよい方法で手に取っていただければありがたいです。

1 「ちいさなとびら」とかかわりのある団体・活動からの購入

販売のプロセスで、このプロジェクトにかかわりのある友人の団体・活動に委託販売し、
少しですがその利益を団体・活動に還元するあり方をつくっています。
下記の団体・活動に委託販売していますので、お問い合わせください。

① DEMO(デモ)http://dem0.work/
人権教育・シティズンシップ教育・民主的な学びの場づくりをテーマに、企画や研修、
現場サポート、教育運動づくりに取り組んでおられます。
代表の緑さんが、「それは絶対大事だよ」とかんたんな日本語訳をすることに応援してくれた
こともこの本の誕生の背景にあります。
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路1-15-24 コミュニティスペースco-arc内 Demo
(教育ファシリテーター・武田緑事務所) Mail:contact@dem0.work

webショップはこちら。 
② 梟文庫(ふくろうぶんこ)https://www.fukuroubunko.com/
京都上賀茂の地にある小さな私設図書館。コロナ禍でも、子どもに必要な取り組みを考え続け、
オンラインふくろうぶんこを運営されています。ちいさなとびら親子は、
世話人の西尾さんと梟文庫から生まれる人間関係にいつも助けられています。
〒603-8063 京都市北区上賀茂今井河原町10-71 五松マンション13

③ 紅茶の時間(こうちゃのじかん)http://kimochi-tea.cocolog-nifty.com/
毎週水曜日午後にひらいている居場所。私は、夫をつうじて、
紅茶の時間を運営する水野スウさんに出会いました。
その発信のあり方から多くを学んでいます。
水野さんの著作も、下記のmai worksさんで購入できます。ぜひご覧ください。

2.「ちいさなとびら」とかかわりのある店舗およびwebショップからの購入

① mai works (マイワークス)webショップ http://maiworks.cart.fc2.com/  
デザインを担当してくださったmaiさんのwebショップ。
哲学のある紙もの雑貨をつくるmaiさん。かわいく、分かりやすく、ホッとあたたかい。
書き手と読者を丁寧につなげる、そんな作品をつくることができる作家さんです。
他の作品もぜひご覧になってくださいね。

② KARAIMO BOOKS(カライモブックス)
webショップ&実店舗 http://karaimobooks.shop-pro.jp/
京都西陣のある古本屋さん。水俣をテーマとしながら、
広く社会のありようを描き出した本たちが揃っています。
空間もとても落ち着くので、京都にいらっしゃった際はぜひ。
〒602-8357 京都市上京区下長者町通七本松西入鳳瑞町241-22
Tel/Fax:075-203-1845/mail:karaimobooks@gmail.com
実店舗営業時間…12時~19時/定休日…火・水

何かご質問がありましたら、このwebサイト「ちいさなとびら」にお問い合わせください。
連絡先は、chisanatobira2017@gmail.com です。よろしくお願いいたします。


by chisanatobira | 2020-09-27 05:58 | 子どもの権利条約

子どもと家族の小さな図書館「ちいさなとびら」をしています


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